前世療法セッション
今回の人生を決めたのは「前世のあなた」
「前世療法は、心理療法の一種「催眠療法」の手法のひとつで、意識を退行させ生まれる前の記憶を追体験することで、魂の思考の歪み、癖を知るだけでなく、生まれてきた目的も思い出すことができるセラピーです。
アメリカの精神科医「ブライアン・ワイス博士」が、ある患者に催眠療法(ヒプノセラピー)を行ったところ、患者はあまりにリアルな前世イメージを話し、また、話し終えるとそのことをほとんど覚えておらず、セラピー後は悩んでいた精神疾患の症状が治まっていたという内容が書かれた本も有名です。
「イデア前世療法」では、ほとんど「催眠」を使わず、「感情」に記銘された出来事や、潜在意識に押し込み抑圧した「思い」をカウンセリングによってアプローチし、そこで感じたものを前世のイメージとしてクライエント様にみてもらうことで、長く縛り付けていた苦しい思いを解放していくセラピーです。
私たちは、生まれる前に大まかな自分の「人生脚本」を描いてきており、また親や環境だけでなく、なりたい自分になるための課題やテーマなども選んできていると考えています。
自分で決めてきた人生とは言え、思い通りにはいかず、人生を「耐え難い試練」と感じ、何とか今の自分や人生を変えたいと思うのは、生きている人間としては当然のことだと思います。
けれど、深い意識や魂レベルでは、その「耐え難い試練」を乗り越えたいと願っていますし、そのプロセスから成長できることもわかっています。
そして前世では叶えられなかった「なりたい自分」に、今度こそなるために、ありとあらゆる装備と準備をし、前世のあなたから今のあなたに、その思いを受け継いでいるのです。
「前世療法」で前世の思いを知ると、力が湧いてくるだけでなく、なぜ「耐え難い試練が起きていたのか?」の理由もわかり、人生を受容できるようになります。
受容・理解をし、正しい目で物事を見ることができるようになると、「自分は被害者ではなく、創造者」であったこと、「苦手なあの人は、加害者ではなく協力者」であったことに気付くようになります。
そこに気づき、自分の意思で人生を歩んでいくようになると協力者は役割を終え、あなたから去っていくか、まるで人が変わったかのように感じ、「すべては感謝」に繋がっていきます。
少しでも多くの方に、自分が本当に大切にしていることを思い出し、なりたい自分に戻っていけるよう、前世療法という手法を通して全身全霊でサポートさせていただきます。
【前世療法士の思う前世療法】
過去生、前世というとオカルト的で宗教や信仰をイメージしますが、国や人種を超えて、映画や書籍でも扱われるのはなぜでしょうか?
それはきっと、私たちの中の一部が「前世」という概念を知っているからかもしれません。
前世療法をご希望される方は、
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前世のカルマを断ち切りたい。
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前世で悪い行いをしたから、今その報いがきていると言われた。
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出会った人はツインソウルだと思う。前世からの繋がりを知りたい。
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なぜ自分がこんな人生を送る必要があるのか。原因が前世にあるのかもしれない。
など、スピリチュアルの世界観を大切にされている方や、
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子供が不登校になってしまった。何かヒントになれば。
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仕事をやめたいが将来が不安。
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忙しくて余裕がなく、自分が何を考えているのかわからない。
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両親に虐待を受けて育ち、自己肯定感が低く生きづらい。
など、現実的な問題がある方もいらっしゃいます。
どのような悩みや問題であれ、私たちは自分が楽しく朗らかに生きられる道を望んでいます。
その時に「原因がどこにあるのか?」「何を変えればいいのか?」を知ると、勇気をもって自分の力で自立して道を選択し、歩んでいくことができるようになります。
こう思える方は、前世療法は向いていません
嫌な感情は手放し、ワクワクすることだけを選んでいる。
ポジティブだけにフォーカスすることが大切。
不明瞭な前世なんか知るより、現実をみて行動することがいちばん。
上記のように明るく人生をとらえ、悩みや葛藤がない方は、前世療法は必要ないと思いますが、いつまでもクヨクヨと悩んでしまったり、同じことを繰り返して他人を怒らせたり、シンプルに考えられなかったり、ネガティブ思考が暴走してしまったり、自分の闇の部分を受け入れられず苦しんでいたりと、世の中には、どうしても人にはわかってもらえない生きづらさを抱える方も多くいるのです。また、私もその一人です。
あまりに深く、長く病んでしまえば、体に影響が出たり、精神疾患を患う方もいらっしゃいます。
時には感情が沸き上がらず、自分に起こっている現象や見るもの聞くものすべて、「映画やスライドを見ている感覚(離人症・失感情症)」になってしまったり、幻聴や幻想が見えたり(統合失調症)などの場合は、専門分野(精神科、心療内科、臨床心理士のいるカウンセリング)に行かれることをお勧めします。
薬が嫌だ、根掘り葉掘り聞かれるが苦手、病院にかかるほどではない(病識欠如)、意識が変わればすべてが変わる(潜在意識への過度な期待)…などと言っていると、その裏にある大変な病に気づかず、何もやり遂げられないまま命が尽きてしまうこともありますから、気を付けなくてはいけませんね。
こんな方にオススメです!
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生きづらくて仕方ない
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自己肯定感が低く、自信が持てない
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自分が好きになれない
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人間関係がうまくいかない
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金銭トラブルが続く
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挑戦したいが怖くて進めない
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異性が怖くてパートナーができない
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狭いところ、高所が怖い
など、心理的サポートが絶対に必要とまではいかなくても、悶々とした日が続いている方には、本当に有効なセラピーです。なぜなら、クライエントの見る前世ストーリーは、現在の問題点と解決策が投影されているからです。
自分がイメージを作り上げて話しているようでも、浮かんできたイメージは潜在意識からの何らかのヒント、大切なメッセージが
込められています(そのイメージはシンプルで直接的なものではない場合も多く、セラピストの知識や経験によって紐解かれる深さは変わってしまうことは否めませんが…)し、自分の中にある答えを自分で発見する面白さもあります。
前世という概念
また、「見える前世は本物ですか?」「前世は本当にあるのですか?」というご質問もよくいただきます。
詳細は拙著「意識の旅人たちへ送る~前世療法の本」に記していますが、
私は、「前世があるのかどうか、本物であるかどうかは、誰にもわからない」と思っています。
ただ、前世として語られるクライエント様のイメージは、その方に必要なメッセージであり、生きるための力となってくれます。
また、私の今までの臨床でも何百と経験していますが、前に記した「ブライアン・ワイス博士」の本のように、クライエントが前世を話すだけで、問題が解消されるというのも間違いないようです。
物語やイメージを自由に語るセラピー(ナラティブセラピー)も、こころの症状の除去や、人生観の転換など幅広い改善が認められていますが、前世療法はその自由に語る部分を「前世」に特化しているところが特徴です。
「前世の自分」という設定で語られるイメージは、何かを自由に語るよりもクオリア(質感)や臨場感がアップし、感情移入しますので、感情の開放にもつながるのです。
ただ、「前世」というスピリチュアルでオカルト的なイメージがあるだけに、差別的扱いがあるのも否めません。
この辺りは、私たち前世療法士にとって、いちばんの課題でしょう。
【当日のセッションの流れ】
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所要時間は目安です。
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ご相談内容によっては、カウンセリング時間を長くいただくこともございます。
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お時間を有効に大切に使わせていただくため、事前に「カウンセリングシート」のご返信をお願いしております。
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お申込みの動機や今抱えている悩みなど、ご相談内容をお話しください。
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所要時間:約20~40分
特別な問題がなく、純粋な好奇心やご自身の成長を目的とされている場合など、動機に制限はありませんので、ご自由にお話しください。
ご相談内容は「守秘義務」により保護されておりますので、安心してご相談ください。
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催眠誘導または感情や体感から前世へ誘導します。
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所要時間:50分~80分前世体験
背もたれのある椅子に腰を掛けるか、横になってリラックスしていただきます。
セッション中は、お声が小さくなることがありますので、イヤフォンマイクのご使用をお勧めいたします。
意図せずとも、魂が反応し涙や鼻水が出てくることもございます。ティッシュペーパーなどをご用意ください。
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セラピーの中での気づきやメッセージなどをお話しください。
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所要時間:約15分
深い領域からのメッセージを気づきへと変換していくため、必要であればセラピストから、前世ストーリーの読み解きをさせていただきます。